2016年2月の読書メーター

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2243ページ
ナイス数:40ナイス

永遠(とわ)に去りぬ (創元推理文庫)永遠(とわ)に去りぬ (創元推理文庫)感想
夏の盛りの黄金色の日暮れ時に、私は四十代半ばの美しい女性と出逢った。だが後日、私は思わぬ報に。あのひとが無惨な二重殺人の犠牲者になったというのだ……!(Amazonより)。。。物語中盤まではゆったりした展開。二言三言話しただけの女性にこうもいだかれるものかなと思った(かなりしつこいので)。が、後半以降は二転三転し、その都度びっくり。この作品の主人公は他作品に比べ、まぁまぁまともな人で、男らしくもあり、好感がもてた。この作品でまたまたゴダードに嵌ってしまったなぁ。
読了日:2月29日 著者:ロバートゴダード
古城の迷路 (集英社文庫)古城の迷路 (集英社文庫)感想
ペストで両親を亡くした16歳の少年コリンは、魔術師に導かれて古城の扉のなかに入っていく(Amazonより)。。。迷路の中には長い試練が待ち構えていて、耐え抜けばガルトという国へ行けるが、到達する者はほとんどいない。扉の番人や魔術師たちから「すべてを失うこと」「常に心に太陽を」「虹は創り上げるものではなく築きあげるもの」「人生は魔法と同じように予測のつかないもの」「満ちるためにはまず空にならなければ」「すべてを失うということの意味」などを身を持って経験し成長するコリンの物語。子供になったつもりで読んだ。
読了日:2月21日 著者:ドロシーギルマン
欺きの家(下) (講談社文庫)欺きの家(下) (講談社文庫)感想
一八歳の夏、地元企業でアルバイトをするケラウェイは創業家姉弟と出会う。多くの謎を残して死んだ弟、美しい姉との運命の恋。その後も一族では不審な死が重なり、企業は拡大していく。(Amazonより)。。。これは面白かった!続きが気になりすぎな本。途中で犯人がわかったような気がし、でも断定できなかったが、今回はビンゴ(*^^)v。私もロバート作品常連かなと思ったが、巻末の解説に書いてる「賢明な老人」はわからず、がっかり。今度読む時は注意して探そう。読んでない作品いっぱいあるし。楽しみ〜
読了日:2月11日 著者:ロバート・ゴダード
欺きの家(上) (講談社文庫)欺きの家(上) (講談社文庫)感想
退職目前、古参社員ケラウェイが命じられたのは社史編纂のための記録探し。買収合併を繰り返して世界的大企業にのしあがった会社の記録の一部が紛失していたのだ。(Amazonより)。。。ゴダードは「「千尋の闇」でファンになった。何作か読んだが、波がある作家さんだなと思う。本作は今の所(相変わらず)昔の出来事と現在の話が交互し、興味深い内容。主人公に思い入れでき(普通の人なので)ヒロインも綺麗(性格に問題あるが)。この作家さんは恋愛にクールだからうまくいかないだろうが(女性が嫌いなのかな?)ま、とりあえず次へ。
読了日:2月9日 著者:ロバート・ゴダード
エルデスト 宿命の赤き翼 上巻 (ドラゴンライダーBOOK2)エルデスト 宿命の赤き翼 上巻 (ドラゴンライダーBOOK2)感想
エラゴンたちは、洞窟都市での戦いに勝利した後、ヴァーデン軍と分かれ、エルフの国へおもむく。いっぽう、従兄のローランが暮らす故郷パランカー谷にも、帝国の魔の手がしのびよっている…(Amazonより)。。。今回は修行中のエラゴンと、従兄のローランの話が交互で進む。それなりに面白いのだが、なにせ前巻より展開が遅い?せいか、似た傾向の本ばかり読んでるせいか?段々飽きてきた。次巻はちょっとあけて、後日読むことにしようっと。
読了日:2月4日 著者:クリストファー・パオリーニ

読書メーター