2015年12月の読書メーター

2015年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2260ページ
ナイス数:44ナイス

ラスト・ショット (海外ミステリーBOX)ラスト・ショット (海外ミステリーBOX)感想
“記者コンテスト”で優勝したスティービーは、夢にまで見たカレッジバスケットボールの準決勝戦と決勝戦―ファイナルフォー―に招待された(Amazonより)。。カレッジバスケットボールは、TV観戦したことがある。大学対校トーナメントで、NBAとはまた違った面白さ。この物語は、デューク大とミネソタ大の決勝前、ミネソタ大のスター選手が誰かに脅迫されてるのを、主人公たちが偶然聞いてしまい、事件に巻き込まれる話。主人公は架空の人物、それ以外は実在の人物が多く、作者はスポーツライター。なかなか面白かった。女の子がいい。
読了日:12月29日 著者:ジョンファインスタイン
彷徨い人彷徨い人感想
家族のお勧め本。。。高級住宅地で起きたひき逃げ事件、そして旅行先で起きた失踪事件。全く別の場所と時間で起きた2つの事件のつながりは?(Amazonより)。。。主人公は誰だったんだろ?美香子さんかな。認知症の老人がいる家庭の問題や、夫婦、不倫などがテーマのミステリー。ふたつの事件が段々繋がっていく過程が面白かった。
読了日:12月25日 著者:天野節子
風景を見る犬風景を見る犬感想
夏休み中、沖縄の高校性の主人公の身近で起こった2件の殺人事件。このふたつは関連しているのか?。。。最近、沖縄に在住した作者が、沖縄を背景に描くミステリー。本土との県民性の比較や、沖縄料理、米軍基地のある土地柄など色々描かれて、なかなか興味深い内容だった。ストーリーも思惑がはずれ、なかなか面白かった。
読了日:12月22日 著者:樋口有介
封鎖封鎖感想
関西の山奥の集落で、突如発生した強毒性の鳥インフルエンザ。人から人へと感染する「新型」なのか?都市への感染拡大を恐れ、警察は集落につながる道を封鎖。。。家族のお勧め本。多分こんな内容かなって想像がつく物語なのに、やっぱりドキドキした。こんな事件が、もし現実に起こったら、杏子さんや静香さんのように行動できるかなぁ。ただおろおろするだけだろうな、などと思った。ここの所、冒険ものの児童書ばかり読んでたので、やや現実的な内容にうんざり。が、ラストどうなるのか気になり、短時間で読めた。
読了日:12月12日 著者:仙川環
決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)決戦のとき (クロニクル千古の闇 6)感想
最強の“魂食らい”イオストラと対決するため、トラクは決死の覚悟で幽霊山へと入っていく。あとを追うレンとウルフ(Amazonより)。。。ついに最終巻。ゆっくり楽しもうと思ってたのに、どういう風にラストに?と、気になり、急スピードになった。児童書だから、ストーリーをひねらず、大団円にもっていくとわかっていながら、これだけ物語に引き込まれたのは、登場人物の魅力と、この時代の人々・植物・動物などを調べつくして作品を仕上げた作者の力量による。表紙のイラストも素晴らしく登場人物の成長がよくわかる。いつか再読したいな。
読了日:12月7日 著者:ミシェルペイヴァー
復讐の誓い (クロニクル千古の闇 5)復讐の誓い (クロニクル千古の闇 5)感想
大切な友人が、若い命をうばわれた。「魂食らい」のしわざと知り、復讐を誓うトラク。さまざまな秘密が明かされる人気シリーズ第5巻(Amazonより)。。。今回のテーマは「復讐」。オオカミには「復讐」という感情がないので、トラクを不審に思うウルフ。トラクが、相変わらずレンちゃんとぶつかりあいながらも仲良く活躍するのは、ほほえましいというか。また、次々に悪い敵が現れるとこが、少年漫画みたい。オオカミながら色々な思いを乗り越えるウルフの幸せにはほっと一息ついたが・・。物語は終盤、目が離せない。次へ。
読了日:12月4日 著者:ミシェルペイヴァー

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