2015年11月の読書メーター

2015年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2225ページ
ナイス数:39ナイス

追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)感想
「氏族の掟に従い、おまえをハズシにして追放しなくてはならん」…胸に刻まれた邪悪なしるしを見られてしまったトラク。氏族からはずされ、追われる身となる(Amazonより)。。。わぉ、今回の表紙はレンちゃん、裏は成長したウルフだ。私の想像より魅力的な女の子。この巻は、追放され、ひとりぼっちになったトラクが、追う者達からどんどん逃げ、「魂食らい」のしるしを取り除こうとする。また、父母の謎が段々明らかに。ウルフの視点でオオカミの赤ちゃんの生活などが描かれてあり、作者の動物への愛がわかる。更なる謎を追って、次へ。
読了日:11月23日 著者:ミシェルペイヴァー
魂食らい (クロニクル千古の闇 3)魂食らい (クロニクル千古の闇 3)感想
人間の魂を罠にかけるという恐ろしい“魂食らい”。その“魂食らい”が、トラクの大切な弟、オオカミのウルフをさらっていった(Amazonより)。。。この巻は、ウルフを追うトラクとレンが、氷河のある北の大地で色々な知識を駆使し、悪戦苦闘する。二人と一匹の視点で順に文章が構成されており、まるでその人物やオオカミが、読んでいる私自身になった気がする。トラクも認めていたが、13歳の女の子レンがかっこいい。あと3冊あるが、終わって欲しくない気分。なので終わってないのに他の冒険ファンタジーを探してしまう。次へ。
読了日:11月18日 著者:ミシェルペイヴァー
生霊わたり (クロニクル千古の闇 2)生霊わたり (クロニクル千古の闇 2)感想
ラクはアザラシ族に捕まる。アザラシ族はトラクのお母さん出身の部族だった。その魔導師に「生霊わたり」の話を聞くトラク。。。この巻もとても面白かった。ちょい不足を言えば、ウルフ登場が少ないことかな。まぁその分だけ再会が劇的なのだが。トラク、今度は海で大活躍。次へ。
読了日:11月14日 著者:ミシェルペイヴァー
アルケミスト 錬金術師ニコラ・フラメルアルケミスト 錬金術師ニコラ・フラメル感想
かつて、ひとりの錬金術師がいた。その名は、ニコラ・フラメル。古の秘儀書『アブラハムの書』を解きあかし、だれもが追いもとめたのに得られなかった、あの“賢者の石”を手にした―すなわち、不死の秘密をわがものにしたというが…(Amazonより)。。。作者はアイルランドの作家さん。この前に読んだ「クロニクル」が大変面白かった為、なかなか入り込めなかったが、一冊読後は、続きも気になると思った。実在の人物ニコラフラメルとジョンディーの対立、架空の設定の双子(主人公)や神話・伝説に出てくるキャラ色々登場。なかなかだった。
読了日:11月10日 著者:マイケル・スコット
オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)オオカミ族の少年 (クロニクル 千古の闇 1)感想
先史時代のヨーロッパ。悪霊が宿ったクマに父を殺されたオオカミ族の少年トラクが、クマ退治するお話。。。「聞く者」が「三つのマヌアク」を使い、悪霊クマを退治するという伝説に基づき、少年トラクが、子オオカミ・少女リンと共に冒険。。。これはよい本に出会った!困難に立ち向かう二人の少年少女と子オオカミの冒険はもちろん面白いが、その時代の人々の暮らしぶりなどにも興味をそそられた。すごい作者だなぁ。よく研究されてる。登場キャラもオオカミ・ウルフも可愛い。全6巻の1巻目なのでまだまだ続く。次の巻も読まねば。
読了日:11月3日 著者:ミシェルペイヴァー

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