2013年4月の読書メーター

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1238ページ
ナイス数:39ナイス

呪われた町 (上) (集英社文庫)呪われた町 (上) (集英社文庫)感想
この作品のオマージュの小野不由美氏の「屍鬼」を先に読んでたので、ストーリー自体に驚きはなかった。出るぞ出るぞ〜とゾクゾク感あり。キング氏の文章は読み易く、実に上手い。先にこの本を読めばよかった。下巻へ。
読了日:4月30日 著者:スティーヴン・キング
血と聖血と聖感想
16世紀末イタリア。田舎町に疎開した豪商の娘タミラ。町の修道院に住むドナート神父の噂を聞き訪ね、修道士アルノルフォと出会う。。。中編。禁断の恋に苦しむタミラに、鬱々となった。読後感がなんともいえず、ずっしり感。さすがに坂東氏だ。ドナート神父には実在のモデルがいて『空飛ぶ修道士』と呼ばれたらしい。
読了日:4月18日 著者:坂東 眞砂子
死せる王女のための孔雀舞 <佐藤史生コレクション>死せる王女のための孔雀舞 <佐藤史生コレクション>感想
「七生子シリーズ」佐藤氏にしては、現実的なテーマ。子供時代、七生子は絵の天才だったが、父の反対にあい、やめる。高校生になり、荘村類と出会うが。「夢喰い」名作ワン・ゼロの原型となった作品。摩由璃登場!。初期作品「一角獣にほほえみを」ミュータントを排斥する未来社会。「マは魔法のマ」どうやって剣の呪いを解くか?。。子供時代に24年組やポスト24年組(佐藤氏)の作品に出会えてよかった。佐藤氏の漫画に出会う度、早世されたのが残念でたまらないです。
読了日:4月15日 著者:佐藤史生
東京百鬼―陰陽師・石田千尋の事件簿 (祥伝社文庫)東京百鬼―陰陽師・石田千尋の事件簿 (祥伝社文庫)感想
知人に貸してもらった本。「迷える霊や魑魅魍魎たちに幸せの道に立ってもらう」のがモットーの、現代の陰陽師石田千尋の。1話完結で5話。どの話も少し繋がっている。最終話「不忍池の怪」で1から5話の話の流れをまとめたようだ。ワトスン役の小島もなかなかいいキャラだった。
読了日:4月9日 著者:浦山 明俊

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