2012年10月の読書メーター

2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5368ページ
ナイス数:93ナイス

真田太平記(七)関ケ原 (新潮文庫)真田太平記(七)関ケ原 (新潮文庫)感想
真田父子は上田城にて様々な謀略で戦い、秀忠軍の足を止め、関ヶ原の戦いに間に合わせなかった。関ヶ原は、結束がない中にも一部の西軍の武将たちは奮闘。そこに小早川秀秋の裏切り。。。真田父子や草の者たちの奮闘ぶりはさすが。兄弟対決か!と思ったが、やっぱ幸村!いいね!武将たちをうまく扱えない三成の要領の悪さに相変わらずイライラ。敗戦の将たちの最期は悲惨だな。あの島津氏!すごい!これを江戸時代ずっと引っ張るわけね。
読了日:10月31日 著者:池波 正太郎
真田太平記(六)家康東下 (新潮文庫)真田太平記(六)家康東下 (新潮文庫)感想
石田三成と結んだ上杉景勝。東西決戦の陣形が定まる。真田父子の一夜会談。昌幸と幸村は西軍へ、そして信幸は東軍へ。。。信幸の奥方・お松、すごい!さすがに本田氏の娘だなぁ。徳川の娘を娶った信幸と大谷の娘を娶った幸村、そして上杉に助けられた事がある昌幸。親子の選択がよくわかった。また三成が、次第に窮地に陥っていく様子がよくわかる。という私は三成・家康のどちらにも思い入れができなくてただただ傍観中。草の者の覚悟、なんとも言えない気分。
読了日:10月29日 著者:池波 正太郎
真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)真田太平記(五)秀頼誕生 (新潮文庫)感想
段々と弱っていく豊臣秀吉。お世継ぎ・秀頼が生まれ、諸雄たちは。。。この巻は、秀頼誕生後の諸雄たちの背景が描かれているので、前巻がスピード感あっただけに、面倒くさくてちょっと失速。でもここちゃんと読んでないとね。もうすぐ関ヶ原の戦いだから。矢沢頼綱は全てを見通して亡くなったのかな?そろそろ佐助が活躍しはじめるので期待。
読了日:10月28日 著者:池波 正太郎
真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)真田太平記(四)甲賀問答 (新潮文庫)感想
秀吉の無謀な朝鮮出兵。秀吉に不安を抱く甲賀忍びのドン・山中俊房は秀吉のお伽衆・長俊に徳川への加担を説く。その時真田の草の者・女忍者お江が甲賀の里に潜んでいた。が、甲賀忍びに見つかり戦うが、力尽きて倒れる。。。わけあり甲賀忍び・庄左衛門とお江の、甲賀の里脱出劇。どうなるかとひやひやしながら読んでしまった。面白かった!3巻で失踪した右近、柳生の里で修業中。昌幸・信幸・幸村が2回酒を酌み交わす所があり、少しほっとしたが・・次巻楽しみ。
読了日:10月21日 著者:池波 正太郎
真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)真田太平記(三)上田攻め (新潮文庫)感想
上州・沼田城の帰属をめぐり北条家と争う真田昌幸豊臣秀吉は、甲賀忍びの御伽衆・山中長俊の謀略を使って開戦。小田原城を攻め落とす。。。上田攻めで親子共に戦い、昌幸・信幸親子の距離は縮まったように見えた。が、家康の娘を娶り、沼田城主になったりと、何かと家康に義理を負う信幸。一方大阪に行った幸村は秀吉に可愛がられる。父と子、また仲良かった兄弟ふたりに、だんだんと距離のできる状況がよくわかった。秀吉が切腹させた千利休の話も興味深い。
読了日:10月20日 著者:池波 正太郎
FAIRY TAIL 31 特装版FAIRY TAIL 31 特装版感想
26〜31巻(続)読了。天狼島編が終わり、大魔闘演武編途中まで。。。ここまで読むと、沢山の登場人物やギルド、色んな魔道士グループにも慣れ、段々面白くなる。ハデス、ゼレフ、ジェラール達の色んな不可解な謎は更に続く。大魔闘演武、テイル達頑張れ!やっと今週の漫画済んで小説に進めるよ〜、ほっ。。
読了日:10月17日 著者:真島 ヒロ
好きっていいなよ。(9) (KC デザート)好きっていいなよ。(9) (KC デザート)感想
1〜9巻(続)読了。子供の頃友達に裏切られ、以来ひとりぼっちで過ごしてきたヒロイン・橘めいは、誤解で学校一のモテ男・黒沢大和にケガをさせてしまう。その大和に気に入られ・・。。少女漫画好きな方には是非お薦め。めい、大和、彼らを囲む登場人物たちみんながとても良い。ストーリーはありきたりなんだが、人物の描写がとても丁寧な作品。作者の人生観がよくわかる。作者あとがきもしみじみ読ませてくれる。高校ものだが、内容は結構大人向けかなぁ。
読了日:10月16日 著者:葉月 かなえ
マイルノビッチ 5 (マーガレットコミックス)マイルノビッチ 5 (マーガレットコミックス)感想
1〜5巻読了。ドブスなヒロイン・まいるがキレイ・デビューする物語。。。私にとって魅力ある女子高校性とは。オサレ・外見では清潔感重視。自分が将来したい仕事などに興味を持ち、知的な方向にチャレンジし、なるべく人に頼らない自立した女の子。まいるは依存心強すぎ〜と、そんな事思いながら読んでるんだが、少女の成長物語の漫画は大好物なおばさんなワタシ。第5巻ではきゅう〜と胸にきた。またいいとこに天佑大先生が!次気になる〜〜
読了日:10月15日 著者:佐藤 ざくり
真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)真田太平記(二)秘密 (新潮文庫)感想
時は「本能寺の変」後、長久手の戦い(秀吉対家康)。真田昌幸は、関東の北条、東海の徳川、越後の上杉と対峙しつつ、上田築城する。真田家の腹違いの息子達、信幸・幸村・角兵衛たちの関係は。。。恐妻家の昌幸が、こそこそ愛人・お徳を隠して出産させようとするのが可笑しかった。ま、殺人も厭わない奥さんだからねぇ。怖い怖い。腹違いの信幸・幸村兄弟が仲良しなのが微笑ましい。それから長久手の戦いまでの流れがわかり易かった。池波氏の文章は読み易くて嬉しい。
読了日:10月14日 著者:池波 正太郎
FAIRY TAIL(25) (少年マガジンコミックス)FAIRY TAIL(25) (少年マガジンコミックス)感想
やっとこさ16〜25巻読了。正義と悪の心を入れ替えて、凄惨な抗争を引き起こす「ニルヴァーナの魔力」編。パラレル・ワールド異世界エドラス編。S級魔導士昇格試験編の途中まで。。。フェアリーテイルの魔道士たちが、力を合わせて敵と戦う。色んな魔法で戦いに次ぐ戦いで目まぐるしい。よくこんな魔法を色々考えるな〜。まさにゲームの漫画だわと感心。エルザと精霊アクエリアスがお気に入り。絵が綺麗。
読了日:10月11日 著者:真島 ヒロ
真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)真田太平記(一)天魔の夏 (新潮文庫)感想
甲州・信州などに覇を唱えた武田氏傘下の豪族だった真田昌幸。武田家が滅び、真田家は信州の小大名としての道を歩みはじめる。。。「真田もの」を以前より読みたかった、ついに手を出す。この巻は、真田昌幸、源三郎(のち信之)源二郎(後の幸村)佐平次、お江たち登場人物の紹介と時代背景が描かれている。後書きにある池波正太郎氏の言葉「戦国の世の人達は絶えず死と生の両方を見つめて生きている。そこにテーマが生まれてくる」。これからじっくり味わって行こう。
読了日:10月10日 著者:池波 正太郎
14歳 (2) (小学館文庫)14歳 (2) (小学館文庫)感想
1・2巻(続)読了。バイオチキン製造会社「チキン・カンパニー」の研究者繁野は、自分が培養するササミ細胞から発芽した目玉を見つける。どんどん成長し、高度な知識を身につける。鶏の顔と人間の身体をもつ奇怪な生物に変貌、チキン・ジョージ博士となる。人間への復讐を誓う彼は。。子供の頃から読み親しんできた楳図氏の最後の長編。巻末に「漂流教室」の続編と書いてあるが。まさに楳図ワールド。続きが早く読みたい。
読了日:10月8日 著者:楳図 かずお
オオカミ少女と黒王子 3 (マーガレットコミックス)オオカミ少女と黒王子 3 (マーガレットコミックス)感想
1〜3巻(続)読了。○タヤで少女漫画ランキング1位。彼氏いない歴16年のヒロイン篠原エリカは、彼氏がいると友達にうそを。たまたま町でみかけたかっこいい佐田君の写真を隠し撮り、これが彼氏と見せた所、同じ学校の同級生だとわかる。彼氏のふりをしてと頼むが、承諾はしてくれたものの、佐田君はエリカを犬同様に扱う俺様男だった。。エリカの見栄っぱりがきっかけで始まった恋愛。次はどんな展開に?
読了日:10月8日 著者:八田 鮎子
あやかし緋扇 5 (フラワーコミックス)あやかし緋扇 5 (フラワーコミックス)感想
1〜5巻(続)読了。○タヤで少女漫画ランキングに入っている作品。ヒロインは急に霊におそわれるようになってしまった未来(みく)。と、そこに天然な、神社の息子であるクラスメート・神山陵が「お護もりします」と現れる。亡くなった未来の兄とはどんな関係?。。可愛らしい絵。最初出てきた霊の絵にゾクッ。なのに、その後霊が出る度に吹き出してしまう。コメディか。
読了日:10月7日 著者:くまがい 杏子
FAIRY TAIL(15) (少年マガジンコミックス)FAIRY TAIL(15) (少年マガジンコミックス)感想
1〜15巻(続)読了。「フェアリーテイル」とは、魔導士たちに探し物から魔物討伐まで、いろんな仕事を仲介してくれるギルドの事。主人公は火を操る魔導士・ナツと精霊を操るルーシィ。友情・仲間・愛・家族などがテーマ。。たくさんいる魔導士たちがそれぞれ持ち技で戦うので、覚えきれず。まだまだ続くみたいだから更にたくさんの魔導士が登場するのだろう。とりあえず、どうにか15巻読めたのでほっと一息。。
読了日:10月5日 著者:真島 ヒロ
だから恋とよばないで 5 (フラワーコミックス)だから恋とよばないで 5 (フラワーコミックス)感想
1〜5巻(完)読了。藤原よしこ氏の漫画は、以前から何作か読ませていただいているが、思春期の女の子の心情を綴るのがとても上手い。全然危なげがなく安心して読める。今回も、ヒロインは不器用なほど真正直で、あれこれ悩む可愛らしい女の子「こころ」ちゃん。ありふれた先生と生徒の恋愛話ではあるが。登場人物に悪人なし。可愛い絵。今回も切なさを楽しませてもらった。
読了日:10月3日 著者:藤原 よしこ

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