海外ミステリー「三つの棺」ジョン・ディクスン・カー 1935年 米

三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)

三つの棺 (ハヤカワ・ミステリ文庫 カ 2-3)

ジョン・ディクスン・カー

三つの棺(ウィキ)

三つの棺(アマゾン)

内容(ウィキより)
ウォーリック酒場でいつもの仲間と幽霊話をしていたシャルル・グリモー教授の下に見知らぬ男が現れる。男は正気とは思えないような奇怪な話を口にした後、奇術師のピエール・フレイと書かれた名刺を差し出し、近いうちある男が夜分に訪ねると教授に伝え去っていった。
ギデオン・フェル博士は自身の書斎で友人のランポールからこの話をハドレイと共に聞かされた。教授がその後奇妙な振る舞いをしはじめたと聞いた博士は心配となり二人とともに教授の邸宅へと向かうのだった。

登場人物(ウィキより)
シャルル・グリモー…教授
ロゼット・グリモー…シャルルの娘
スチュアート・ミルズ…シャルルの秘書
エルネスチーヌ・デュモン…グリモー家の家政婦
レイマン…グリモー家の居候
アニイ…メイド
アンソニイ・ペチス…怪談収集家
ボイド・マンガン…新聞記者
バーナビイ…芸術家
ピエール・フレイ…奇術師
オローク…軽業師
テッド・ランポール…フェルの友人
ドロシイ・ランポール…テッドの妻
ハドレイ…警視
ギデオン・フェル…名探偵

ちょいコメ
やっと読めた。時間かかった。
忙しくてじっくり取り込めなっかったせいかなと思ったが、
アマゾンのコメント欄にもそのようなことを書いていらっしゃる方がいるので、私だけではなかったみたい。

題名が「三つの棺」なので、ムムこれはヴァンパイアものか?とわくわく期待した。のだが。。
とても有名な密室殺人ものだった。

フェル博士の「密室講義」が興味深い。
例として、クリスティーやクイーン作品が挙げられていて、私自身のいずれ読みたい未読作品が多いので
「ネタバレいや〜」と思ったがすでに目に入ってしまった。
が、大丈夫。幸いにも(悲しいことに)、
今の時点で、全く忘れている。読んでない作品も楽しく読めそうだ。

私の中では、先日読んだカー作品4作品(火刑法廷、皇帝のかぎ煙草入れ、妖魔の森の家、本作品)では一番下のランクかな。
意外性があり、内容が練ってあったが、文が読みにくかったのが難点。

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