海外ミステリ「幻の女」ウィリアム・アイリッシュ1942年米

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

ウィリアム・アイリッシュウィキ

内容
ヘンダースンは、妻殺しの罪で死刑の宣告を受ける・・・

登場人物
スコット・ヘンダースン:株式ブローカー
マーセラ・ヘンダースンスコットの妻
キャロル・リッチマン:スコットの若い愛人
ジャック・ロンバード:スコットの親友
バージェス:分署の刑事
幻の女:?

ちょいコメ
とても有名な作品。
目次を開く。「死刑執行前百五十日」から始まり、段々日にちが縮まっていく。
どんな内容かなと読んだ最初の行。これが、有名な文だ。

「夜は若く、彼も若かった。が、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。」

最初から最期まではらはらしながら読んだ。
一体、誰が犯人を殺したのだろう?

以下ネタバレになるかも。。





















最期の刑事バージェスの謎ときまで、全然わからなくてびっくり。
古さを感じさせない物語だった。
大変面白かった。