2016年11月の読書メーター

●2016年11月23日 通り魔 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-2)エド・マクベイン

通り魔はマントのように漆黒の闇を身にまとい、路地の暗がりに立っていた。闇は男の親友、そして獲物は女だった。が、この通り魔は変わっていた。女を襲ったあと被害者にこう言うのだ。「クリフォードはお礼をもうします、マダム」捜査を開始した87分署の刑事たちを嘲笑うかのように不可解な通り魔は犯行を重ね、やがて事件は殺人へと発展した!(Aga-searchより)。。。87分署シリーズ2作目。主役のキャレラが新婚旅行中で不在なので、警官のパート・クリングが活躍。

●2016年11月23日 麻薬密売人 (ハヤカワ・ミステリ文庫 13-5 87分署シリーズ)エド・マクベイン
シリーズ3作目。冬はまるで爆弾をかかえたアナーキストのように襲いかかってきた……街はクリスマスに近かった。寒さが骨の髄まで凍らせ、耳もちぎれそうな深夜、パトロール警官のジェネロは、とある地下室から洩れる明かりを発見した――無意識のうちに握りしめたリヴォルヴァーを手に、彼が地下室の寒々とした裸電球の下で見たものは……顔が紫色に変色し、頸に紐をまきつけられた無惨な死体と化している少年の姿だった。しかも少年の傍らには空の注射器が無造作に転がっていた!。。。キャレラがなんと!