2016年5月の読書メーター

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1728ページ
ナイス数:50ナイス

日輪の果て〈下〉 (文春文庫)日輪の果て〈下〉 (文春文庫)感想
息子は実在した。34年前のひと夏の情事がハリーに息子を授けていたのだ。天才数学者として将来を嘱望されていた息子だが、いまは昏睡状態となって病院にいた。自殺か、あるいは誰かに殺されかけたのか?(Amazonより)。。。ゴダード作品でなければ、よくできたミステリーとして読んだんだが・・。面白かったんだけど、なんか不満。彼の作品には、つい現在と過去を行き来する物語を期待しちゃうせいか。この下巻途中、謎を残したまま解決?と思ったが、そう簡単ではなかった。頭脳明晰すぎると不幸を呼ぶ?のか。
読了日:5月25日 著者:ロバートゴダード
日輪の果て〈上〉 (文春文庫)日輪の果て〈上〉 (文春文庫)感想
蒼穹のかなたへ』のあのダメ男ハリーが帰ってきた!相変らわずその日暮らしのハリーのもとに、ある日一本の電話が。「あなたの息子さんは今、病院にいる」。ふってわいた息子の話にハリーは愕然、さっそく持ち前の粘り強さで調査に乗り出すうち・・(Amazonより)。。。うっかりイマイチだった作品「蒼穹〜」の続編をリクエストしてしまった。評判よくないし、他作品をリクエストし直そうかとも思ったが、読んでみた。ダメ男ハリーが、なんとイイ男、イイ父親してるじゃないか。ゴダード作品ではランク低いだろうが、まぁ面白く読めた。下へ
読了日:5月24日 著者:ロバートゴダード
II再会の島でII再会の島で感想
そのとき、いきなりライオンがあらわれた。日の光よりまばゆい金色の瞳は、ヒュラスに気づいていた…13歳になったヒュラスは、ライオンがあらわれた日にとつぜん襲われ、奴隷として島の鉱山で働かされることになった(Amazonより)。。。今回は青銅器時代ギリシャが舞台。ヒュラス・ピラ・テラモンは再び運命に導かれ、火の島で出会う。冒険に次ぐ冒険。今回は雌ライオンの子ハボックが登場。続きが早く読みたいが、図書館にはここまでしか置いてなくて涙・・
読了日:5月24日 著者:ミシェルペイヴァー
神々と戦士たちⅠ青銅の短剣神々と戦士たちⅠ青銅の短剣感想
12歳の少年ヒュラスは、山の中で妹と二人、ヤギ飼いとして暮らしていたが、ある日「黒の戦士」に襲撃され、山を追われる。命からがら逃げる途中、クレタ島からきた男に出会い、青銅の短剣を託され(Amazonより)。。。前作「クロニクル」と同じテイスト。今回の舞台は、紀元前1500年、青銅器時代古代ギリシア。ヒュラスは「女神の島」で、巫女である母から逃げ出した娘・ピラと出会う。最初は不信な二人だが、洞窟の冒険などで段々理解し合うように。前作はオオカミが友達だったが、今作はイルカ。5部作の1作目。次も楽しみだ。
読了日:5月7日 著者:ミシェルペイヴァー
銀の感覚〈下〉銀の感覚〈下〉感想
逃亡―迫りくるマインドコントロール、半世紀にわたる陰謀「銀の民」は地平線の彼方へ発つ。問題は何が見えるかではない。見る目をもっているかどうかだ(Amazonより)。。。この「見る目・・」のフレーズいいなぁ。西欧・米を背景に、現在と過去が語られ、古代遺跡なども登場してきて(多少こじつけ感はあるが)、盛り沢山なお話で面白かった。他作品も読んでみようかなぁ。ファンタジー映像の世紀」と言われている長編「暁の円卓」がちょっと気になる。
読了日:5月4日 著者:ラルフイーザウ

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