2014年11月の読書メーター

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3532ページ
ナイス数:189ナイス

英国情報局秘密組織CHERUB(チェラブ)〈Mission2〉クラスA英国情報局秘密組織CHERUB(チェラブ)〈Mission2〉クラスA感想
CHERUB(チェラブ)とは、17歳以下の子供が活躍する英国情報局の裏の組織。1巻は主人公ジェームスがチェラブに入り、過酷な基礎訓練を受け、正式な諜報員になるまでの話だった。2巻は、麻薬密売組織・KMGの捜査のミッションに子供達4人が活躍する。。。主人公ジェームス(12歳)達は、それぞれKMGのボスの息子達と仲良くし、諜報活動をする任務。4人共、12歳と思えない能力でびっくり。が、時には子供らしい興味や恋愛もあり。はらはらすることもあったが、今回もジェームス大活躍。
読了日:11月25日 著者:ロバートマカモア
坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)坂の上の雲〈8〉 (文春文庫)感想
最終巻。「敵艦見ゆ」から始まる日本海海戦日露戦争後の話「雨の坂」で終わる。。。幕末〜日露戦争までわずか40年程。短い期間に、なんと色んな戦争や出来事が起こったのだろう。「竜馬がいく」「花神」「翔ぶが如く」「坂の上の雲」と続けて読んだので、時代の流れがよくわかった。馴染みの登場人物はみんな亡くなった(涙)。「あとがき」最後に、作者が「ぶじ書き了え、異種の文明世界を経めぐって長い旅をしてきたような、名状しがたい疲労と興奮が心身に残った」とある。。私も、高知〜奉天と長い旅をさせていただいた。素晴しい物語。
読了日:11月22日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)坂の上の雲〈7〉 (文春文庫)感想
7巻は、奉天会戦、ロシア軍退却、児玉、急遽東京に戻り講和工作求める(駐米公使・高平の失言で見送られる)、バルチック艦隊ロ艦長の頭の中、宮古島で敵艦隊発見の様子が語られる。。。日本軍の策は上出来ながらも、勝っているようには思えなかった。が、ロシア陸軍大将・クロパトキンにより、ロシア軍退却。ふぅ、やっと陸での戦争は終わった。が、高平の失言により、講和工作はうまくいかず、海戦の結果待ちに。全世界が見守る。敵はどの航路をとる?ドキドキ!ついに次は最終巻だ。ここまで読むとついに、黒鳩金、ロ艦長の名を覚えた。次へ。
読了日:11月21日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)坂の上の雲〈6〉 (文春文庫)感想
この巻は黒溝台会戦バルチック艦隊の苦悩、明石の欧州での諜報活動、乃木軍北進、鎮海湾での東郷艦隊演習、奉天会戦前が語られる。。。負けたとはいえないものの、黒溝台会戦では、好古報告を信じなかった総司令部に憤りが。また、明石の単身での諜報活動の凄さにうなった。また、鎮海湾への出港時、あの有名な「軍艦マーチ」ができたことを知った。つきのない乃木、事故などで参謀が次々代わり、気の毒だったが、旅順でのことがあるからなぁ、兵たちが嫌うのもわかる。さあ、これから奉天会戦。次へ。
読了日:11月18日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)感想
この巻は、二〇三高地陥落、旅順降伏、海軍の旅順封鎖作戦終了、バルチック艦隊航海の内情、黒溝台会戦の騎兵隊活躍が語られる。。。多くの日本兵を失った旅順攻防。児玉の効果的な指揮で、やっと二〇三高地陥落、旅順艦隊を砲撃全滅させた。既にバルチック艦隊の大航海は始まっている(長っ、遠っ!)。旅順の問題が解決しヤレヤレだ。この艦隊の提督のロジェストウィンスキーもひと癖あり。愚か・油断な・鈍い上官が、兵たちを危険に陥れる。また、黒溝台での日本の騎兵隊の活躍が素晴らしい。好古頑張れ!次へ。
読了日:11月17日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)感想
この巻は黄海海戦、遼陽会戦、沙河会戦、旅順要塞の攻防が描かれる。。。ウラジオへの出港命令を受けたロシアの旅順艦隊を日本艦隊が追う。見失うこともあったがついに見つけ、下瀬火薬砲弾を旗艦ツェザレウィッチに命中させる。真之言う「怪弾」(運命の一弾)。が、数艦がまた旅順に逃げ込んだ!陸軍もどの会戦も冷や汗ものだったが、好古活躍もあり、勝った!一番読み進めるのに苦労したのは、乃木・伊地知いる旅順要塞攻防。沢山の兵隊を無惨に死なせた愚将に腹が立った。児玉さん、早く旅順をどうにかして〜!バルチック艦隊が来るよ〜。次へ。
読了日:11月14日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)感想
虚子、碧梧桐に看病されながら亡くなる子規。そして明治37年2月、日露戦争開戦。。。無謀と言える戦争の前の児玉と渋沢、日英同盟を勧める中での桂首相と伊東、西郷従道海軍大臣の行動、ロシア側の内情、海軍の旅順口の海戦、広瀬、好古率いる陸軍騎兵隊の活躍、東郷という人物など、多数のエピソードが語られる。明治の軍人はまさに「侍」だ。大国ロシア、小国の日本(猿と呼ぶ)に油断した。だがやはり軍事大国。経済的にも追い詰められている日本。今後どう戦い勝つのか・・。次へ。
読了日:11月12日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)感想
この巻は、日清戦争詳細と、日露戦争へ発展する背景。秋山兄弟の活躍と日々病気が進行する中で活動する子規の話。。。極東(中国・朝鮮・日本)を狙う米・欧州・ロシアの国際的な駆け引きにハラハラ。特にロシアの政策には憤怒。秋山兄弟のような天才軍人が現れ、戦争に勝ててよかった。他に印象的な個所。「おびえを押え、仕事させるのは義務感」。多読な真之、本を貯めず、いい個所だけ暗記するという所。漫画を貯め込む私としては耳が痛い。それ以前に暗記なんて凡人の私には難しい。この本のおかげでこの時期の流れがよくわかった。次へ。
読了日:11月10日 著者:司馬遼太郎
坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)感想
竜馬〜花神翔ぶが如く・・を読み終えやっとここまで来ました!。。。時代は明治維新西南戦争後。近代国家の仲間入りした日本。物語は四国松山出身の歌人正岡子規秋山好古・真之兄弟三人を軸に描かれます。。。日清・日露戦争は、学生時代、授業で習ったこと位しか知らなかった。司馬さんは本当に詳しく調べ、本に描かれてます。黄海はどこ?旅順はどこ?威海衛はどこ?なんでこんな狭いとこに欧州たちが?と思いながら読んでます。この本で私の幕末〜維新〜日露戦争の旅は終わる予定ですが、、、凄すぎる、この時代。
読了日:11月7日 著者:司馬遼太郎

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