2013年9月の読書メーター

2013年9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3064ページ
ナイス数:82ナイス

あさきゆめみし―源氏物語 (2) (KCDX (402))あさきゆめみし―源氏物語 (2) (KCDX (402))感想
源氏19歳〜25歳。藤壺の宮、春宮ご出産後ご出家(やっぱりお子は・・)。葵の上、夕霧ご出産後、六条の御息所の呪いによりお亡くなりに。その後、源氏、紫の上とご結婚。他、花散里、朧月夜登場。。。源氏のお兄ちゃん(腹違い)の朱雀帝。源氏と関係のある朧月夜を、噂を知りながら愛するなんて、なんて優しい人?なんだ。母の弘徽殿はモーレツ母なのに。次々できる源氏の愛人話にちょっと食傷気味。でも次どうなるのか気になる。
読了日:9月30日 著者:大和和紀
あさきゆめみし―源氏物語 (1) (KCDX (401))あさきゆめみし―源氏物語 (1) (KCDX (401))感想
瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」を読むつもりだった・・・が、図書館でつい借りたはコレ。私が持っているコミックス版よりも随分美しい(内容は同じはずなんだが)。内容は光源氏誕生、藤壺、葵の上、六条の御息所、夕顔、紫の上、末摘花、源の典侍藤壺宮妊娠まで。プレーボーイと言われ続けてきた君。この美しさ、やさしさ、ひたむきさに女性はぐらっとくるんだろうなぁ。表紙・カラーイラスト、ものすごく綺麗。
読了日:9月29日 著者:大和和紀
モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈7〉 (岩波文庫)感想
最終巻。ヴィルフォール家の人達は何と悲惨なことに。モンテ・クリスト伯がマクシミリヤンとヴァランティーヌの恋を実らせようとした気持ちがとてもわかる。ダングラール、このままじゃすまないだろうと思っていた。飢えの苦しみを味わう事に。有名な言葉「待て、しかして希望せよ」が使われたマクシミリヤン宛ての手紙が印象に残る。「きわめて大きな不幸を経験したもののみ、きわめて大きな幸福を感じることができる」「生きることがいかに楽しいかを知るためには一度死を思ってみることが必要」復讐は終わった。エドモンお幸せに。
読了日:9月22日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈6〉 (岩波文庫)感想
急速な展開。フェルナンの数々の悪事がジャニナ通信で暴露される。子アルベールはモンテ・クリスト伯に決闘を挑む。また、ヴァランティーヌは毒を盛られる。。。メルセデスが、モンテ・クリスト伯へ、子アルベールの命を助けてと嘆願した時のモンテ・クリスト伯の苦悩が痛々しい。ダングラール家は破産・家族離別だが、娘ユージェニーは強い。そしてヴィルフォール家の事件はどう展開する?モンテ・クリスト伯の気持ちは?エデは?
読了日:9月22日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈5〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈5〉 (岩波文庫)感想
ヴィルフォール・ダングラール・フェルナン家の子供達の婚姻関係に変動あり。親たちは悪人揃いなのだが、子供達はいい子が多い。反面教師?(だが、ベネディットとエドゥワールはさすが悪人の息子ってな感じ・・この2人腹立つよ)モンテ・クリスト伯の復讐、着々と進んでいるなぁ。変装も射撃の腕も素晴らしい。伯爵が事件後のメルセデスとの初会話にはドキドキした。謎の毒殺事件、多分ヴィルフォール妻だと思うが。魂胆は何?
読了日:9月15日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)感想
モンテ・クリスト伯が、三人の仇敵と段々付き合いを深めていき、今回はオートイユの邸宅に、ヴィルフォール、ダングラール夫妻と、カヴァルカンティ父子(イタリーの公爵)を招く所。。。なんとその屋敷は!!ヴィルフォール、なんて悪い奴なんだ。よくもまぁ、こんな悪事を働いてしゃあしゃあとしているもんだ。また、マクシミリアンとヴァランティーヌの恋はいかに?そしてもうひとりの悪い奴ベネディットをどうする?さぁ次。
読了日:9月13日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈3〉 (岩波文庫)感想
モンテ・クリスト伯となったダンテスが、ゆっくりと自分を陥れた3人に復讐をする経過途中。。。今は憎き男フェルナンの妻モルセール夫人となっているメルセデスに再会するシーンにはドキドキした。権力者となっている3人の男をダンテスがどう料理していくのかわくわくだ。ずっと続いて欲しいような、手早くしてほしいような。でも、「嵐が丘」のようにしつこく陰惨なのはゴメン。や、それはそれで面白かったのではあるが。
読了日:9月10日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈2〉 (岩波文庫)感想
1巻の後半から2巻の前半は、ページをめくる手を止められなかった。(ストーリーはわかっているのだが)脱獄を謀るダンテスにエールを送りたい気持ちになった。そして、ファレル神父と約束のモンテ・クリスト島に・・。ダンテスが獄中にいた時、残された人々の消息がわかり、悪人は権力者に恋人は・・。これからダンテスは復讐の鬼になるのね。いったいどんな復讐を?。そして、すっかり変わってしまったものの、本当のダンテスの気持ちはどうなのか?
読了日:9月6日 著者:アレクサンドルデュマ
モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)感想
楽しみにしてた「リベンジシーズン2」が終わった。もとになっているのはこの本。あまりにも有名な物語だが、恥ずかしながら大人になって後、小説で読むのは初。昔の翻訳なので最初読み辛かったが、主人公のダンテスが無実の罪で投獄され、獄中ファリア司祭に出会ってからが、とても面白い。今後どうなるかわかっていながらも、わくわくし、サクサク読めた。長編なので二の足踏んでいたのだが、面白いとなると、ゆっくり読もうと思う勝手な私。
読了日:9月1日 著者:アレクサンドルデュマ

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