国内小説「Another 」2009年 綾辻行人

Another

Another

内容(アマゾンより)
その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。

登場人物(ウィキより)
榊原 恒一:中学3年の5月に、父親の仕事の都合で、夜見山市北中学の3年3組に転入。
見崎 鳴:不思議な雰囲気を持つ夜見山北中学3年3組の女子生徒。

ちょいコメ
「エアーズ家の没落」を読んでる最中に(怖いよ〜!)、図書館予約本が届き、並行して読み始めた。。
妙に雰囲気のある女の子のイラストの表紙、手にとってみただけですごいインパクトがある。
またホラー・・とは思ったが、読み進んでみると、実はミステリーみたい。
「死者は誰?」を自分なりに推測して読むが違った。なるほどね〜〜
結構分厚い本なのだが、主人公が普通の中3なので、文章がわかりやすく、さくさくっと読めた。
後半は息つくひまなし。面白かった。