2016年7月の読書メーター

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1654ページ
ナイス数:44ナイス

特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)感想
「特捜部Q」未解決の重大事件を専門に扱うコペンハーゲン警察の新部署である。統率はカール・マーク警部補。部下はシリア系の変人アサドのみ。自殺と片付けられていた女性議員失踪事件の再調査に着手すると次々新事実が(Amazonより)。。。少々残虐で、気持ち悪い表現が多かった。主人公・はみ出し者のカールと変人アサドのやりとり、上司とのからみが面白い。また国会議員ミレーデの前向きな性格は素晴らしく、つい応援してしまう。物語が進むにつれ、どんどん目を離せなくなる。大変面白かった。シリーズなので次作も是非読みたい。
読了日:7月25日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)冬の灯台が語るとき (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
スウェーデンエーランド島に移住し、双子の灯台を望む「ウナギ岬」の屋敷に住みはじめたヨアキムと妻、そして二人の子供。しかし間もなく、一家に不幸が訪れる。悲嘆に沈むヨアキムに、屋敷に起きる異変が追い打ちをかける(Amazonより)。。。北欧ものに嵌ってしまい、長い物語を選んだが。しまった(@_@)秋をとばして冬を先に読んでしまった。評判では前作よりよい出来だそう。ヨアキムの話・イエロフおじいちゃんの話・泥棒の話が交互に進む。おじいちゃん、かっこいい。北欧の特殊な気候、ブリザードって怖い。次回は秋編を読もう。
読了日:7月19日 著者:ヨハンテオリン
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (下)感想
バルデルの息子に魔の手が伸びてきた。全力で息子を護るミカエルとリスベット。やがて一連の事件の背後に、リスベットの知られざる過去が大きく関わっていることが明らかになる。そして、リスベットに犯罪組織の暗殺者たちが、さらにはNSAの追っ手が迫る!(Amazonより)。。。それなりに楽しめた。続きは執筆中らしいので、出版されたら多分読むだろう。
読了日:7月10日 著者:ダヴィドラーゲルクランツ
ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)ミレニアム 4 蜘蛛の巣を払う女 (上)感想
ミカエルのもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。(Amazonより)。。。1〜3の作者のラーソンさんが亡くなり ラーゲルクランツさんが引き継いで4を書かれたわけだけれども・・。主人公たちが以前と若干違ったキャラになった気がした。でもまぁ、仕方ないか。前作品があまりにも印象的だったから。次へ。
読了日:7月10日 著者:ダヴィドラーゲルクランツ

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